海賊版海外ブランド製品:「根絶すべき」は55.2%

 中国の一般消費者にブランドのコピー製品が欲しいかどうか尋ねたところ、全体の35.4%が「欲しくない」と回答し、「欲しい」との回答を若干上回った。また有名ブランドの海賊版に対する意識では、全体の55.2%が「根絶すべき」と回答し、「存続すべき」との回答を大きく上回った。
 サーチナ総合研究所では、中国消費者のファッション意識を探る調査を半年に1回実施している。調査は新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ)を通じて06年06年12月7−11日に行われ、北京市、上海市、広東省を中心とする中国全土のモニター2000人から有効回答を得た。
「ブランドもののコピー製品を欲しいと思うか」との質問に対し、「強くそう思う」「どちらかというとそう思う」の合計は、全体で30.4%。これに対し、「全くそう思わない」「どちらかというとそう思う」の合計は全体で35.4%にとどまった。また「どちらともいえない」も34.3%にのぼっており、一般消費者におけるコピー製品に対する判断は分かれている格好だ。
中国情報局ニュース - 2007年1月4日