海外ブランド製品:知名度トップは「ピエール・カルダン」

 中国の一般消費者にブランドもののファッション製品を欲しいかどうか尋ねたところ、全体の8割以上が「欲しい」と回答した。男女、地域、世代別でも大きな差はみられず、ブランド製品の人気の高さを示している。また、知っているブランド名を挙げてもらったところ、「ピエール・カルダン」「ルイ・ヴィトン」「シャネル」の順となった。

 サーチナ総合研究所では、中国消費者のファッション意識を探る調査を半年に1回実施している。調査は新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ)を通じて06年06年12月7−11日に行われ、北京市、上海市、広東省を中心とする中国全土のモニター2000人から有効回答を得た。

 「ブランドもののファッション製品を欲しいと思うか」との質問に対し、「強くそう思う」「どちらかというとそう思う」の合計は、全体で82.6%となった。男女別では、男性82.9%、女性82.2%とほぼ差がなく、地域別、世代別でもそれほど大きな差はみられなかった。

 月収別でみると、最も高かったのは「3000−3999元」の91.5%で、以下「4000−5999元」(86.3%)、「6000元以上」(84.7%)の順となっている。また、最も低かったのは「999元以下」で、79.1%と唯一8割を割り込んだ。
中国情報局ニュース - 2007年1月4日