偽ヴィトンなど8万点を押収

大阪・南港でルイ・ヴィトンなどの偽ブランド品を輸入しようとしたとして大阪府警生活経済課などは18日までに、関税法違反(禁制品の輸入未遂)容疑で奈良県橿原市の自営業土井俊一容疑者(42)を逮捕した。大阪税関がバッグや小物類など約8万点を押収した。

 土井容疑者は「知人から受け取りを頼まれただけで、中身は知らない」などと供述、容疑を否認しているという。府警は、組織的な密輸事件とみて背後関係を捜査している。

 調べでは、土井容疑者は昨年12月下旬、ルイ・ヴィトンやシャネルなどの偽ブランド品約8万点入りのコンテナを輸入しようとした疑い。

 コンテナは中国の広東省を出港。土井容疑者が受取人となっていた。輸入量が多いため大阪税関が検査、今月になって偽物と判明した。

日刊スポーツ - 2007年1月17日