LGから「プラダケータイ」が登場??3インチタッチパネルを採用

 韓LG Electronicsは1月18日、かねてから話題となっていたPRADAブランドの携帯電話“The PRADA Phone by LG”「KE850」を正式に発表した。通信方式にEDGE(900/1800/1900MHzトライバンド)を採用しており、日本では使用できない。

 LG Electronicsとイタリアの有名海外ブランドであるPRADAは、2006年12月に携帯電話端末分野で協力することを発表していた。以降、両社は開発からマーケティングまですべての活動をともに進めてきたという。

 KE850は厚さ12ミリというスリムなボディに、タッチセンサー内蔵の3インチ液晶をメインディスプレイとして搭載した端末だ。従来のダイヤルキーを完全になくし、主な操作をタッチパネルで行う点が最大の特徴となっている。Flashアニメを使用したユーザーインタフェースや着メロなどの内蔵コンテンツはPRADAとの協力で開発されたオリジナルのもので、本体だけでなく付属の皮ケースにも「PRADA」のロゴが刻み込まれている。

 ミュージックプレーヤー、MP3を聞きながらメールの送受信が可能なマルチタスク機能、Bluetooth、Micro SDなどに対応。搭載するカメラは200万画素で、ドイツのレンズメーカー「Schneider Kreuznach」(シュナイダー)によるレンズを採用している。

 LG Electronicsではこれまでも、さまざまな企業と共同で限定版のブランド携帯を販売してきたが、KE850はこれらとは異なり大々的なマーケティング活動を通じた「Masstage」製品として売り出していくとしている。

ITmedia - 2007/1/19