海外ブランド、アルマーニ銀座タワー


海外ブランドが東京・銀座で相次ぎ旗艦店をオープンしている。店内でカフェやスパ、アートギャラリーを設けるなど、主力のファッション商品以外の事業を展開するケースが増えてきている。日本の高級ブランド市場が頭打ちといわれるなかで、こうした“ブランドビル”が登場してきている傾向です。

海外ブランドがずらり軒を並べる銀座・晴海通り沿いにイタリアの海外ブランドの「ジョルジオ アルマーニ」は11月7日、「アルマーニ銀座タワー」(地上12階)をオープンする。ブランドショップに加え、世界初のマッサージやエステのサービスを受けられるアルマーニ・スパをはじめ、インテリアショップ、レストラン、バーなどを展開する日本では初めての業態の店舗です。

海外ブランドの「ジョルジオ アルマーニ」は、オープンに先立ち会見を開いたジョルジオ アルマーニ ジャパンの笹野和泉社長が「ファッションブランドからフルライフスタイルブランドへというアルマーニの姿勢を示す店舗にていく」と解説していました。ジョルジオアルマーニはこれまでにイタリアのミラノ、香港、ドイツのミュンヘンなどでこうしたレストランやフラワーショップ、本屋などを併設した「ライフスタイル提案型」の店舗を併設してきています。

海外ブランドのブルガリは、東京の銀座2丁目の交差点の一角に今年の12月に「ブルガリ銀座タワー」(地上11階)を開店させます。イタリアンのレストランやバー、ビジネスミーティングにも使える予約制のラウウンジや屋上にはテラスを用意する予定です。すでにリゾートホテルを経営しているブルガリはそのホテル経営のノウハウを世界売上高シェアの4分の1を占める“上得意様”の日本で発揮することになります。 とても楽しみですね。