海外ブランドルイ・ヴィトンが輪島塗を発売

海外ブランドルイ・ヴィトンジャパンは能登半島地震で大きな被害を受けた、石川県輪島市の輪島塗の工房の復興を支援するために、日本とフランスの伝統を融合させた、輪島塗小物ケースを200個限定で発売することになりました。オープンした「ルイ・ヴィトン近鉄奈良店」などで、お値段は15万7500円(税込み)で販売されます。収益金の全額が輪島塗伝統技術復興のために輪島市商工会議所に寄付されるとのことです。

輪島塗とのコラボレーションのは、ルイ・ヴィトンが漆デザインプロデューサーとして活躍している桐本泰一氏に提案し共同で制作されて実現しました。桐本氏は、金属性のアクセサリーを入れても傷が付きにくい、地粉硬度を最大限に利用し、渋めの風合いを生かした新しい技術を取り入れたとのことです。

ルイ・ヴィトン輪島塗小物ケースは、ヒバの木材を使った対角線9センチ、高さ3センチの六角形をしており、LとVのモノグラムが金の蒔絵で施されています。25センチサイズのものも1個限定でせいさくされ、チャリティーオークションに出品し、ルイ・ヴィトン近鉄奈良店で12月14日まで展示されます。